チョウの話

書いた動機

 ついこの前、生物分類技能検定の4級を受けてきました。その検定の4級では身近な動植物の知識や高校の生物基礎のような内容を問う問題、それと植物のスケッチが出題されました。
 そこで検定を受けて終わりではなく継続的に生物に関わっていこうというのがこの記事、これから書かれるであろう生物に関した記事を書く動機です。

チョウ類の基本的な特チョウ

 成虫は翅は2対の4枚でストロー状の口を普段はぺろぺろキャンディのように丸めて持っています。彼らの主食は花の蜜だと思われがちですが樹液や腐った果実などにも集まってきます。
 幼虫はその種類に応じた特定の植物の葉を食べます。アゲハであればミカンやサンショウのミカン科の葉を、日本の国蝶であるオオムラサキの幼虫はエノキの葉を好んで食べます。(たいていのチョウの成虫は好き嫌いがないようですが、オオムラサキクヌギやコナラの樹液を好むそうです。したがって、エノキとクヌギやコナラが同時に多く生えている場所でないと生活できないのです。)
 また、幼虫から蛹となり成虫になるという完全変態をすることも特徴の一つです。

チョウの分類

 チョウ類はチョウ目の一部なのですが、このチョウ目にはガ類が含まれます。(チョウとガの区別は厳密にはない)
 一般的にチョウ類とガ類を見分ける方法として触覚の形が挙げられ、ガ類はふさふさな触覚や糸状の細い触覚を持つのに対し、チョウ類は細い触覚に先端が丸く膨らんでいるものやかぎ状になっているものが多いです。
 この記事はチョウ類を扱います。
 チョウ目の下には
 ・アゲハチョウ上科
  ・アゲハチョウ科
  ・シロチョウ科
  ・シジミチョウ科
  ・タテハチョウ科
 ・セセリチョウ上科
  ・セセリチョウ
 ・シャクガモドキ上科(1科1属)
  ・シャクガモドキ科
があり、だいたいどの科のチョウも日常的に見ることができます。(シャクガモドキは知らない)
(チョウ類-アゲハチョウ上科-セセリチョウ上科-シャクガモドキ上科-ガ類の近さらしい)

身近なチョウ

 ・アゲハ(アゲハチョウ科)
  写真準備中
 ・オオムラサキ(タテハチョウ科)
  写真準備中
 ・モンシロチョウ(シロチョウ科)
  写真準備中

これまでに出会ったチョウたち

 ・ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)
  高尾山山頂で撮った写真。
  

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ツマグロヒョウモンのオス
  高尾山に登った時の記事↓
 ・アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)
  
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アカボシゴマダラ
 ・ヒカゲチョウ(タテハチョウ科)
  
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ヒカゲチョウ
 ・チャバネセセリ(セセリチョウ科)
  
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チャバネセセリ
  イチモンジセセリと似ているが後翅裏の白い斑点が弧を描いているように見えるのでチャバネセセリだと思われる。

おわりに

 今回の記事はチョウについて結構ざっくりとした説明で個々のチョウの特徴などの深いところまで触れられていません。次にチョウについて書くとしたらハチによる寄生やアリとの共生について書いてみたいです。
 実は写真を載せて皆さんに見てもらいたいのも記事を書く動機の一つだったりします。
 写真がないところはこれから撮ります。

参考

 ・オオムラサキについて | 北杜市オオムラサキセンター公式サイト
 ・槐 真史 編著 (2013)『ポケット図鑑日本の昆虫 1400 ①』伊丹市昆虫館 監修,文一総合出版